47 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ F03/12/04 02:52
かぎのおと
おやがわたしや
もうだめぽ

48 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ F03/12/04 03:22
>>47
こうやって見ると一見俳句っぽいなぁ。



54 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ F03/12/04 11:58
>>48
これ、もうだめぽの元なんじゃなかったっけ?
逮捕される直前の書き込みだとか。



http://www.paradisearmy.com/doujin/pasok_moudamepo.htm
99 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ F03/12/07 00:47
今日のクレしんのあらすじを説明しているレスを見つけました。


802 あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/12/06 20:02
>>795
いや、あの1話は俺も斜め上をいかれた。

今日のお話。
しんちゃんの家で、皆がコレクションの自慢をしている。
ねねちゃんは、ヌイグルミのウサギ(ストレス解消に殴る用)
をもってきたが、ひまわりがしんちゃんの家の庭に落としてしまう。
ねねちゃんはそれに気づかず家に帰る。
で、夜になって(紅い月が輝いている)、うさぎが、動き出してしんちゃんの
飼い犬を苛める。
「痛みを感じないものを殴るのは楽しいのかしら?」とか喋りながら。
最期は、忘れ物に気づいたねねちゃんがウサギを背負って帰るのだが、
ウサギの目が紅く光って、ねねちゃんの首をしめてエンド。

813 あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/12/06 22:28
前回もそうだがうさぎシリーズはコワイ・・・・・

今日もうさぎがひたすら自分で自分の顔を殴り続けるシーンとか・・・・

ネネちゃんのクビにゆっくりゆっくり手が伸びてゆくシーンとか

そのまま終わってしまうし・・・・  怖すぎ



100 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ F03/12/07 00:59
>99
ちょっと補足。
うさぎがシロに「私には名前がないの…」「帰るところはないの…」
とか言ってる間、ねねはうさぎがなくなったことに気付いて
しんちゃんの家に行き、「うさぎちゃぁ~~ん!!」と泣叫ぶ。
でそれを聞いたシロが「帰ってあげなよ!!」とうさぎを説得して、
「なんで殴られるために帰らなきゃいけないの?」と言いつつ
うさぎがねねの呼ぶ声を聞き入ってるシーンがあって、
その後ねねが庭でうさぎを発見。うさぎは元々落ちていた場所に
自分から戻ってる(うさぎが自ら帰ることを選んだような感じ)。
なのにも関わらず、帰り道…

という後味の悪さ。また、ところどころにギャグがあるから
なんかマターリと終わっちゃったんだよなー



106 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ 日:03/12/07 10:30
若夫婦が可愛がってた犬が
若夫婦に赤ちゃんが生まれたために
あまり構われなくなって
嫉妬に刈られた犬は
赤ちゃんを食べちゃいました
赤ちゃんは死んで犬も薬殺
若夫婦は奥さんが精神異常をきたして
分かれちゃいましたとさ

めでたしめでたし
以上、平成8年、千葉県でおきた実話


108 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ F03/12/07 11:12
いいネタなんだからもっと文章上手い奴に書いて欲しかった。
俺も>>106の話はビックリニュース読本みたいなんで読んだ事ある。
千葉だったかな?九州のどこかだったような気がするが。


110 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ F03/12/07 12:55
少なくとも日本ではない>千葉

っつーかペットや野生動物に赤ちゃんや子供を殺されたなんて話はゴロゴロあるよね。
うちの田舎でも狐と鳶には要注意だったもんだよ。


120 :アルカードあらすじ F03/12/08 00:49
アルカード』

ある街があった。その街には
どんな望みでも叶えてくれるという「人生相談所」があった。
その相談所の主が「アルカード」。色白で妖艶なきれいな顔立ちの男だった。
しかし、どこか薄気味笑いを浮かべていた。

相談所には噂を聞きつけた悩みのある人が毎日のように訪れる。
そして悩みを解決し帰っていく。何か不安と恐怖を抱きながら・・・。

その理由とは悩みを解決したときの報酬にあった。
彼は金はいらないという。ただ人そのものを求めるのだ。
時には皮膚。時には血液。
なぜなら彼は不老不死であった。しかし時の流れによる肉体の崩壊には逆らえない。
故に人の肉や血を求めるのだった。

そしてそんなことも知らない愚かな人間は今日も「アルカード人生相談所」の門を叩く。


駄文スマソ。このマンガに出てくる人たちって、
みんな欲に駆られて自分の肉体を差し出しちゃうんです。
結果、どうにかノーリスクで欲求を満たそうとする。
あえなくアルカードにバレる。然るべき制裁(ほとんど無残な死)を与えられるんです。
全部が全部バッドエンドでなんか消防心に恐怖を覚えました。
しかもグロテスクなんです。いきなり皮膚をはがされたり・・・。後味悪いこと請け合いですw

他にも絶対に老いることのない少女(コイツは生気を喰って生きてる)や
アルカードの執事(頭に包帯巻いてる。包帯の下は脳ミソ剥き出し)が出てきます。



147 :アルカード「写真家の話」 F03/12/10 00:33
アルカード「写真家の話」

ある雑誌があった。その雑誌とは死体写真専門の写真誌で
編集部の人たちは皆、競って「スゴイ」死体写真を撮ろうと張り切っていた。
方向としては最低だが編集部としては活気があって最高の場所だった。

ある日、若手のカメラマンが・・・。
若手「あんまり衝撃的なモノが撮れないなあ・・・」
先輩「なんだ。悩んでるのか?よし・・・じゃあいい場所を教えてやろう・・・。」
その先輩はいつもスゴイ写真を撮っていて周りから尊敬されていた。
しかし、いつも何かと怪我・・・それも割りと大きな怪我を負っていた。

そして、若手がやってきたのは「アルカード人生相談所」
若手は悩みを打ち明けた。
アル「ではとっておきの場所を提供いたしましょう・・・。そのかわりアナタの皮膚をいただきます。」
と言うと、いきなり若手の腕の肉をつかみ一気に引き剥がした。
ベリベリブチブチ!!!
若手「ぎゃああああ!!」
アル「あなたのこれからの名声に比べれば大したことじゃありませんよ・・・。ではこちらへどうぞ・・・。」
そういうとアルカードは館の奥へと案内した。

そして案内された部屋には・・・
無数の死体!死体!死体!生首、生腕、生脚!
若手は夢中になってフィルムが終わるまでシャッターを押し続けた。
アル「また必要な時がきたらいらして下さい・・・。」

(中略します。ただの死体写真収集なので)

若手「あれ?誰もいないぞ・・・。しめた!チャンスだ!今のうちに撮りだめしておこう!!」
そう思うと彼は奥の部屋に入っていった。
そしてシャッターを切り続けた彼の後ろには微笑みを浮かべたアルカードが・・・!
アル「約束を破りましたね。約束を破ってはいけないとあれほど忠告したのに・・・。」
若手は思い出した。約束を破ったらどうなっても知らないと言われてたのだ。
しかしもう遅かった。

仲間1「アイツ、どこ行ったんだろうな?」
仲間2「どうやら家にも帰ってないらしいぞ。」
仲間3「ホントかよ・・・あっ!先輩!!また新作ですか!?」
先輩「ああ。今回もいい出来だよ。」
仲間2「うわぁ!またスゴイの撮れましたね!!どこでこんなの撮ってるんですか?」
先輩「ああ。そのうち教えてやるよ・・・。そのうちな・・・。」
そう。彼は自分の肉体を提供しない代わりに、
もっと若い肉体を提供することを契約してたのだ。

先輩カメラマンの撮った写真の片隅にはあの若手のカメラマンの無残な姿が写っていた・・・。


駄文スマソ。記憶も曖昧でちょっと違う場所、
脚色部分があるかも知れませんが御了承くださいな。



125 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ F03/12/08 15:05
10年位前に読んだ漫画の話。舞台は何処とも判らぬ荒廃した大地。
貧困に喘ぐ故郷を救う為、数名の若者が古より禁断の地とされる場所に在る
難攻不落のダンジョンに眠る秘宝を目指して、ダンジョンに足を踏み入れる。

奈落の底まで続くかと思うほどダンジョンは深く、内部には侵入者を阻むべく
無数のトラップと不死の番人が待ち構えていた。死闘の末、仲間の犠牲を払いながらも
若者達は見事秘宝を故郷に持ち帰る。

宝箱を開けると、中からは暗闇で蒼く光り輝く宝石が現れる。狂喜する人々。
だが数日後、国中の人間が謎の奇病に侵され死に絶えてしまった。

実はその大地は遠い未来の荒廃した地球で、番人はガードロボット、蒼く光る宝石は
チェレンコフ反応で光る核廃棄物で、ダンジョンは核廃棄物の貯蔵庫だったというオチ。


129 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ F03/12/08 19:21
>>125
これ、似たような話で南米の実話バージョンがなかったっけ。

子供が廃病院の地下から放射線治療に使われる線源の入った容器
を持ち出してくる。
あけてみると青く光る粉が出てきた。
面白がって顔や手に塗りつける子供達。周りの大人もそれがなんなのか知らないので
いっしょに遊んでたりしている。
やがて変調をきたす子供や大人が増え始める。
パニックになった母親の一人が青い粉を持って近くの病院へ駆け込んで、事件が明るみに。

って感じの奴。

世界まるみえかなんでやってたような。



131 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ F03/12/08 20:41
>>129
特命リサーチじゃないかなあ。
観たよ。家族は皆、死んじゃったんだっけ…。
特命リサーチは、世界丸見えと違って最後に死ぬ話多いよね。


126 :1 F03/12/08 17:19
ここのスレでも何度か出てた気がするけど、
昔、少女漫画の別冊オマケとして付いていた漫画の、
ニンジンが苦手な男の子が何でもかんでもニンジンに見えちゃう話。
確かオムニバスだったと思うけど、その別冊の最後に載ってた話が
後味ワルーだった。

タイトルは確か、『乗り合せた死神』。
主人公の女の子は、どっかのビルのエレベーター監理の仕事をしている
お父さんに、お弁当を届けに行く。
ビルに着き、お父さんの仕事場のある階までエレベーターで上がる主人公。
一緒に乗っているのは年齢性別バラバラの5、6人(記憶曖昧)。
すると突然、エレベーターが故障で止まってしまう。
その直後、一緒に乗っていた女性の1人が倒れる。
慌てて他の人が抱き起こすと、その女性はどこかを指差し、
「そいつは死神の化身よ…私にはわかる。」と言い出す。
偶然、一緒に乗っていた人たちの中に医者の男がいて、
息も絶え絶えになっている女性に「喋っちゃダメだ!」と言うが、
女性はひたすら「そいつは…そいつは死神…」と言い続け、息絶える。
身元を証明する物は無いかと、女性のバッグの中を見てみると、
占いの道具やタロットカードに混ざって、薬が出てくる。
医者は、どうやら女性は心臓の持病があったらしく、その発作で亡くなったんだろうと言う。
持ち物に身元を証明する物が無いので困っていると、乗っていた1人の
男が「知り合いじゃないけど、その人知ってますよ」と言い出す。
どうやら女性は有名な占い師で、よく当たると評判らしい。
皆は女性が最期に言った言葉 「そいつは死神」 が少し気になった。
彼女は誰を指差していたのだろう。

するとエレベーターがまた大きく揺れて、電気が消えてしまう。
乗っている皆は暗闇の中でパニックになる。
しばらくして電気が付くと、中央に誰かが倒れている。
さっきその女性を知っていると言った男が、
心臓をナイフで貫かれて死んでいた。
死んだその男の手には、死神のタロットカードが握られていた。
騒然となるエレベーター内だが、医者の男が
「彼は暗闇で転んで、ちょうど占いで使うナイフのある所に倒れてしまったんだ。」
と、偶然だと言い張り、皆を落ち着かせようとする。
しかし、内心誰もが確信していた。
この中に死神がいる。

徐々に疑心暗鬼になっていくエレベーターの中。
死体と一緒に閉鎖空間にいる異常な状況も合わさって、誰もが冷静さを失っていった。
そして電気が故障で消える度に、1人ひとりと人が死んでいく。
とうとう1人の若い男がナイフを取り出し、
「このまま殺されてたまるか!どいつが死神なんだ!」と残った人ににじり寄る。
唯一、冷静だった医者の男も自分のバッグからメスを取り出す。
若い男は残った人を切り殺していき、医者も刺し殺す。
とうとう主人公と若い男だけになってしまい、男は「お前が死神か…
と主人公に近付いていく。
主人公は泣きながらエレベーターの非常電話でお父さんに助けを求める。
お父さんはエレベーターの修理を急いだ。

やっとエレベーターが動きだし、ドアが開く。
ドアの前で待っていたお父さんは、エレベーター中央に立つ主人公を見て、
「無事か…!」と喜ぶ。
が、次の瞬間、主人公は倒れこむ。
背中には深くナイフが刺さっていた。

小さな密室の中には、メスが刺さった若い男、ナイフが胸に刺さった男、
血だらけで倒れてる人々でいっぱいだった。
お父さんは一言「一体…何があったんだ…」

そのお父さんの横を、小さな虫(ゴキブリ?)がカサカサと通る。
しばらくしてその虫がボン!と黒い布を被った人に変身し、ニヤリと笑った。


うろ覚えだけどこんな感じ。
救いようの無いラストに子供心に鬱になった。でもまた読みたい。
 
162 :世紀末の詩 F03/12/11 04:06
『世紀末の詩』

結婚式当日に花嫁に逃げられた青年ノア(竹野内豊)
学長選挙に敗れた元大学教授百瀬(山崎努)
不思議な少女ミア(坂井真紀)
この三人に各回のゲストが絡む一話オムニバス形式のドラマです。

その第二話「パンドラの箱」
ノアはある日盲目の美女(遠山景織子)を助ける。
彼女の恋人のコオロギ(斉藤洋介)に迎えに来てもらうことにして、共同生活をしているバラックで待つことに。
待っている間彼女はノアに恋人のことを話し続ける。
彼は大道芸人のピエロをやっていてとても優しい男であるようだった。
その話を聞きノアはコオロギとはどんな男なのだろうと期待する。
しかし実際に迎えに来たのは軽トラックに乗った、お世辞にもかっこいいとはいえない男。
笑い転げるノア。

二人が帰った後、ノアは百瀬に説教され反省し、コオロギの家へ謝りに行くことに。
コオロギの安アパートに着くと二人が話している。のぞき見るノア。
彼女の目を治すお金がやっとたまったので、手術を受けることが決まったようだ。
そして手術が成功したら結婚するようだ。
今時こんな清純な二人がいるのかと泣きながら帰るノア。

そして手術は終わり、彼女の目の包帯を取る日。
ゆっくりと目を開け鏡を見た彼女は自分の顔に満足した様子。
しかし入ってきたコオロギを見ると明らかに失望したようだった。
それからしばらくして彼女はコオロギと別れ、自分の担当医と付き合い始める。
最後はピエロになったコオロギが雨の中、パントマイムをしている姿で終わり。

長レス&文章下手ですいません。
チャップリンの「街の灯」っていう映画に似てます


680 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ F04/01/17 22:00
【滑らないでね】センター試験、雪にご注意 都心も2-3センチ
http://news5.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1074263343/
からです…。・゚・(ノД`)・゚・。

168 名前:名無しさん@4周年[] 投稿日:04/01/17 10:43 ID:X7vkUwRR
いよいよ明日がセンター試験本番ですよ!

むっちゃドキドキしてきた…。

受験生の皆さん、今日くらいは勉強は休んで明日に備えますよね?


169 名前:名無しさん@4周年[] 投稿日:04/01/17 10:57 ID:zUQVRYG7
>>168
   . . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
        Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
       /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/;;:   ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄
今日と明日だよ
来年こそはがんばってよ
シーズン開幕からこんなことになるなんて

173 名前:168[] 投稿日:04/01/17 11:10 ID:X7vkUwRR
受験要綱を見た。
どうやら今日と明日、両方とも試験があるらしい…。

親に話したら泣かれた。怒られた。殴られた。
学校の先生に電話したら怒鳴られた。今すぐに学校に来いって言われた。

今から学校に行ってきます……もうだめぽですか?



181 :岸部露伴は動かない F03/12/12 08:21
『岸部露伴は動かない』

(露伴と言う漫画家が教会に取材に行ったときの話。
 こっそり懺悔室に入っていると誰かが懺悔にやってきた。
 どうやら露伴は間違えて神父が入る側に入ってしまったらしい。
 しかし面白いので懺悔を聞いてみることにした。
 男の懺悔が始まる。)

「私は昔トウモロコシの袋を担いで運ぶ仕事をしていました。
ある日、一休みして昼食をとっていると浮浪者が現れて食事を恵んでくれと言い出しました。
どうやら三日ほど何も食べていないらしのです。
しかし働きもせず人に食事をたかる根性に腹が立った私は
トウモロコシの袋を運ばなければ昼食は恵んでやらないと言い、浮浪者に袋を運ばせました。」

本当に食事をしていなかった浮浪者は重い袋を持ち上げる力があるはずも無く、
袋の下敷きになって死んでしまう。
浮浪者が下敷きになった瞬間、男は血まみれの浮浪者(の幽霊?)に足を捉まれ
「俺が死ぬのはお前のせいだ。俺はお前が人生でもっとも幸福を感じた時にお前の命を貰いにやってくる!!」と言われる。

「それから私のの人生はツキまくりでした。
トウモロコシの加工品が大ブレイクして富も名誉も手に入りました。
若く美しい妻も、可愛らしく素直な娘も、忠実な執事も手に入れました。
しかし私は常に怯えていました。
この幸運もきっとあの浮浪者の力なのだ。
幸せだと感じてしまったらあの浮浪者が私を殺しに来るだろう。
そう思うと心の底から幸福を感じる事などできません。」

そんなある日、広い庭で幼い娘がポップコーンを放り投げ、口でキャッチする遊びをしていた。
それを執事と共に見守る男。娘の可愛らしい仕草につい幸福を感じてしまった男。
その瞬間、娘の表情が一変し、執事を殴り飛ばしあの時の浮浪者の声で喚きだす。
「ついに迎えに来たぜ!!!」
男は恐怖のあまり
「何の事だかわからない。誤解だ!!」 と必死で弁解する。

必死の弁解に浮浪者は運命を神に決めてもらおうと提案する。
その方法は先ほど娘が行っていたポップコーンを放り投げて口でキャッチする事。
三度連続で成功すれば浮浪者は消える。
一度でも失敗すれば男の命は無い。

(略)

「失敗したな!!神は俺が正しいと判断された!!貴様の命は貰った!!」
浮浪者の取り付いた娘は笑いながら男の首を切る。

「これが私の懺悔です、神父様。」
男は静かに懺悔を終えた。
しかし、首を切られて死んだのなら一体誰が懺悔をしているのだろう。
不思議に思い神父室からそっと顔を出す露伴。

懺悔室にいたのは執事だった。
その足元には首の取れた男と浮浪者が絡みついている。

首の取れた男は言う。
「だんな様・・・絶対に許しません。
忠誠を誓った私の顔とあなたの顔を整形手術で入れ替え…
私をあんな怖い目にあわせたこの恨みは
あなたの娘、お嬢様が幸福の絶頂にいる時に迎えに来ます!!」

浮浪者は言う。
「迎えに来るのは駄目だ!!俺みたいに騙されちまう!!
全くの別人と運命をかけた勝負をさせやがってぇ・・・!!!」

(完)



202 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ F03/12/14 07:52
「女と女と井戸の中」洋物の映画です。

主人公は10代の女の子。どうしようもない不良で、刑務所(未成年だからカンベツ?)から
出てきたばっかり。態度はでかいが、顔はまだ幼い。
少女は更正するため、ド田舎の屋敷へ住み込みでメイドとして雇われることに。
田舎の屋敷には、40歳くらいの独身女性(片足が不自由でヒキコモリぽい)とその父親(病気)が
住んでいる。二人は少女を暖かく迎えるが、少女は不機嫌。与えられた仕事も満足にやらない。
しかし、女性は友人もいないヒキコモリなので、少女と触れ合えることが楽しくてたまらない。
「車の運転がしたい」という少女に運転を教えてやったりする。
ある日、ヒキコモリ女性の父が死ぬ。すると少女は彼女に「今日からあなたがこの屋敷の主人だ。
二人でなんでも好きなことをしよう」ともちかける。女性は、少女と楽しく暮らすには金がいると
思い、父が持っていた土地を全て売ってしまう・・・

ある日二人は、車で出かけている最中に事故を起こしてしまう。
運転者は少女。突然飛び出してきた男をはねてしまったのだ。「どうしよう」と泣く少女に
中年女は「心配しないで」と死体をトランクにつめ、屋敷の井戸に投げ捨てる。
すると、その夜から少女がおかしな行動をとりはじめる。家中の食べ物を、
バケツに入れて井戸の中へおろし始めたのだ。
中年女が何をしているのかと聞くと「井戸の中の人が生きているの。食べ物を欲しがっているわ」と・・・。
女は「そんなはずはない。男は確かに死んでいたはず!」とパニックに。
そして、とうとう屋敷の中が何者かに荒らされ、土地を売ったお金が盗まれてしまう。
それなのに「やっぱり彼は生きていたんだわ」と喜ぶ少女に、中年女はマジギレ。
二人は大喧嘩をする。
次の日、中年女は井戸に頑丈な蓋をする。それを見た少女は、黙って荷物をまとめ「出て行くわ」と
女に告げる。泣いてすがる女。「二人で旅行に行こうって約束したのに!お金はそのために作ったのよ」
「勝手に一人でいけば?」捨て台詞を吐いて立ち去る少女。呆然と田舎道をさまよう中年女。
ラストシーンで少女は満足げにトランクを開ける。そこにはぎっしりと詰まった札束が・・・。


210 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ 日:03/12/14 15:44
ガイシュツかな?
かなり昔に放送されていた「恐怖劇場アンバランス」というオムニバスドラマの1エピソード。

主人公の中年男は癌で余命1年と宣告され、死の恐怖におびえる。
そんなとき、自分も癌で余命1年だという男が現れ、主人公にある話を持ちかける。
それは2人で殺し合いをして、生き残ったほうが2人の財産を独り占めして豪華に余生を楽しもうというもの。
もちろん主人公は断るが、男は勝手に殺人ゲームを始めてしまい、主人公は何度も命の危険にさらされる。

男の襲撃に戦々恐々としていたある日、主人公は男から呼び出しを受ける。
緊張して指定された場所に行くと、男はまるで別人のような態度で「申し訳ないことをした」と詫びを入れてきた。
男の話によると、彼の癌宣告は実は誤診で、彼はまったくの健康体だという。
晴れ晴れとした表情で、今後の人生設計を楽しそうに語る男。
それを呆然と見つめていた主人公だが、おもむろに上着のポケットから護身用に手に入れたいた銃を取り出し、男に向けて発砲する。

こんな話だった。

211 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ F03/12/14 15:50
>>210
なるほど
癌じゃなくガンで死んだと。


268 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ F03/12/19 05:40
関よしみ「愛の墓標」(短編)

ある億万長者が「私は真実の愛が見たい」と言い、孤島で数億円を掛けゲームを開催した。
優勝者には数億円が与えられる。参加条件は2つ。二人組みという事と、絶対に信じられる相手。
親子、先輩後輩、カップル…様々な組み合わせで多くの人が集まった。そして残酷なゲームは始まる。
相手の為に足を折れるか、目に注射できるか、火傷できるか、とにかく残酷極まりない。
最後に生き残ったのは高校生のカップル。男はサッカー部のキャプテンをしていたが、ゲームで両足を失った。
女は何されたんだっけ、忘れた(スマソ)。
そして、億万長者=ゲームの主催者は二人に金と孤島から出られるボートを渡した。
だが、ボートには穴が開いていた。男と女は焦った。救命具が一つしかなかったのだ。
男は両足を失ってとても泳ぎきれない。女はカナズチで水を怖がる。
二人は一つの救命具を奪い合った。すると、救命具はボートから落ちてしまったのだ。

ヘリで上空から様子を見ていた主催者言った。
「私は真実の愛が見たかった。もういい、助ける気が失せた、行け」
了解と言ったスタッフはヘリを飛ばし、そこから去った。


546 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ 日:04/01/04 13:19
>>268
遅レス過ぎだけど、
女の子の方は、片腕切断と母ちゃんの首チョンパだった気が。



294 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ F03/12/22 13:40
アルジャーノン系で、ジョブナイルSF小説で後味悪いのがあった。
生まれつき知能が低くて、女子からは仲間はずれにされ、男子からはいじめられ
ている女の子が主役。学者が考案した最新の薬で、知能大幅UPで天才少女に
なる。
世間でもてはやされるようになると、今までいじめていた男子のリーダー格で、運
動も勉強もできるちょっとかっこいいやつが、「今までいじわるしていたのは、キミ
のことが好きだった裏返し」みたいにいって近づいてくる。根っから素直な女の子
は、それを信じて付き合いはじめ、ファーストキス。
…が、その後治療効果がなくなり、元の知能に戻ってしまうと、男の子はあっさり
離れていってしまう。
女の子が、さびしそうにするだけで、そいつのことも周りも全然恨んでいないのが
ちょっと切ない…



313 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ F03/12/22 15:13
>アルジャーノン系で、ジョブナイルSF小説で後味悪いのがあった。
ジョブナイル・・・


314 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ F03/12/22 15:36
>>313
>ジョブナイル
ああ、小学校の図書室にあった、少年向けのSFシリーズの短編なので。
「SFジョブナイル」とかのシリーズ名もありました。
他にも、不老不死なのを隠して生活している一家(劇中でそれが明らかになっていく)が、
結局政府組織に捕まって終わりというのもあった。献血(そういった体質の存在を知って
いて調査のために行なっている)で発覚して追い詰められ、結局逃げ道のないまま一生
モルモット扱いで監禁されることを暗示して終了。


317 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ F03/12/22 16:54
>>314
ジ ュ ブ ナ イ ル


384 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ F03/12/24 23:47
木 琴
金井 直 作詞  岩河三郎 作曲


妹よ
今夜は雨が降っていて
お前の木琴がきけない

お前はいつも大事に木琴をかかえて
学校へ通っていたね
暗い家の中でもお前は
木琴といっしょにうたっていたね
そして よくこう言ったね
「早く街に赤や青や黄色の電灯がつくといいな」

あんなに嫌がっていた戦争が
お前と木琴を焼いてしまった

妹よ
お前が地上で木琴を鳴らさなくなり
星の中で鳴らし始めてからまもなく
街は明るくなったのだよ

わたしのほかに誰も知らないけれど
妹よ
今夜は雨が降っていて
お前の木琴がきけない

394 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ F03/12/25 16:57
昔やった、松本清張の小説のドラマ化
前半のほうはかなりうろ覚えなのですが。長くなりますがすいません。

萬田久子演じる「ヨウコ」という女は、美人でスタイルも良く、
立派な夫と可愛らしい娘と、順風満帆な日々を送っていた。
だがヨウコは、自分の偽者が存在するらしいことに、ある日気づく。
偽者はどんどんヨウコの生活を乱していき、ヨウコは
偽者が誰なのか、何の目的を持っているのか
わからずに恐れおののく。

そして偽者と対面。驚いたことに、偽者はヨウコとまったく同じ顔をしていた。
そして話をしてみると、偽者はヨウコの小さいときの友人で、
同じ「ヨウコ」という名前の女だった。
ただし彼女の名前は「葉子」という字を書くため、皆から「ハコ」と呼ばれていた。
ハコは、同じヨウコという名でありながら、美人で皆に
ちやほやされているヨウコに嫉妬し、ヨウコと同じ顔に整形し、
ヨウコを地獄の底に叩き込んでやろうと画策していたのだった。

その後、ヨウコのもとに、ハコから
「○月○日、港に来い」という手紙が届く。
自分の幸せな生活を守るため、ヨウコはハコと戦う決心をする。
港に向かうと、自分と服装まで全く同じのハコがいた。
そして何を思ったか、ハコは全身にガソリンをかぶり
焼身自殺してしまった。呆然とするヨウコ。

するとそこに警察がやってきて、
ヨウコを殺人の現行犯で逮捕してしまう。
警察はどうやらヨウコのことをハコだと思っているらしい。
ハコは港に向かう前に、警察に電話をしていたのだ。ヨウコのフリをして。
「私はヨウコという女ですが、私と同じ顔をしたハコという女に
ずっと悩まされてきました。
○月○日、港に来るように言われましたが、私は彼女に殺されるでしょう。
警察の方、私を殺すハコを逮捕してください」と。

全てを悟り、呆然と涙を流すヨウコ。
周りにいる全ての人間が、自分のことをハコだと思っている…。
パトカーに乗せられ護送されるヨウコ。
しかし、現場にいたヨウコの娘だけは、彼女がハコでは
無いということに気がついていた。
「お母さん、待って!お母さん!」
娘は必死にパトカーを追いかけるが、追いつくことはできない。

そしてエンドロール。
トラウマになって、しばらくドラマを見れなかった記憶があります。
わかりにくくてすいません。



742 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ F04/01/19 21:24
自分が大学生の時の話。同学年の女の子が
卒業前の最後の試験直後に卒業旅行に行っちゃったんだけど、
実はその子、単位修得必須科目で赤点とってて、
追試受けなくちゃならなかったんだよね。
追試の告知も大学の掲示板に出てたのに、
海外に行っちゃってたからそれを知らずにいたから、
この子そのまんま留年になっちゃった。
友達の子が手を尽くして連絡しようとしたんだけど
間に合わなかったんだよね。その女の子、けっこういい会社に
就職決まってたのに、結局それも駄目になった。



744 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ F04/01/19 21:42
前に「THE JUDGE」という法律番組で
大手に就職が決まり張り切って卒論を書いていた大学生が
卒論の入ったPCとフロッピーをカバンに入れて歩いていたら
すれ違った人にぶつかって投げ出されてデータを失って
結局留年になってしまったが…さて、ぶつかってきた人に慰謝料は請求できるのか?
という話があったな…

答えは、「請求できません」
当時大学三年生で間もなく就活&卒論を控えてた私は、ガクブルものだった。



883 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ F04/02/02 19:23
森達也『放送禁止歌』 あとがきで紹介されているエピソード。

ある娘が恋に落ちた。相手の男性は部落出身。
娘の両親は教育者で、特に父親は同和教育を教える立場にあった。
娘の告白を聞いたとき、父は「同じ人間だ、反対などするわけがない」
と暖かく祝福した。

ところが結婚式の前夜、父親は突然狂ったように酒を飲み始め、
「部落民」「エタ」などと絶叫しながら娘と婚約者を罵りだした。

その父親は、結局その後に自殺した。